今月に入って、恋愛に関するご相談がグッと増えました。
もともとは、恋愛カウンセラーになりたくてセラピストの道へ入った私なので、恋愛相談があるたび、初心を思い出してセッションさせていただいています。
恋愛のご相談は、こちらも胸がキュンキュンしたりして、いいですね♪
これは私の愛読書で、10年前にはバイブルのように読み込んでいた本です。
この本では、「スピリチュアル・テスト」として、私たちが直面するのは、力、名声、セクシャリティとお金だと解いています。
私自身は、カウンセラーとして活動してきて、恋愛・人間関係・お金・仕事・人生・健康という大きな分け方で捉えています。
セッションの導入部で、どのジャンルの課題なのかを知るために、ざっと上述のジャンルで捉えておきます。
ですが、実際には、複数のジャンルに渡ってのご相談であったとしても、根幹のテーマは「自分を信じる」ということに帰結します。
ご本人はそこが根幹の原因とは気づいていないことがほとんどなので、気づかなくしているポイントがどこにあるかを聞き取っていく力がカウンセラーには大事であると考えています。
この本質を感じ取っていく力については、出雲市で開催中のアイラブミー・セミナーにて特にフォーカスして実習指導を行っていますし、来年からは、新たなセミナーもスタートします。
詳しくはまたブログにてお知らせしますね。
さて、多くの人は、失敗という言葉について、ネガティブな意味を関連付けているかと思います。
「失敗」ってね、どこで区切ってそう定義するかに寄るのだと思います。
私は恋愛のつまづき(要は、成就しなかった)が原因で、セラピストの道へ入りました。
もしこの経験がなかったら、この道にいなかったと思うのです。
では、その恋愛は、私の人生にとって、失敗だったのか?と考えると、むしろ、通過して良かった出来事になっています。
成就しないという経験を、この人生でこなすと決めてきていたと思うのです。
その相手は、私が本来生きる道へシフトするために、道しるべの役割を果たしてくれました。
最高の役を演じてくれたと、何年も後になって思いました。
消化するのに数年は必要だったけれど、そのことが大事な通過点となるのは、後で明らかになるものなのです。
良くないパターンは、何が悪かったのかと過去にばかり意識を向けてしまうこと。
気持ちが解決していないと、ついつい、そこへ意識が向かいがちですが、人間に与えられた能力のひとつは「次があるさ」と未来を向く力です。
失敗の原因探しにエネルギーを注ぐより、ここから先、どう未来を創るかにエネルギーを注いでみてください。
過去に失敗したと思った経験は、時間とともに意味づけが変わることが大いにあります。
だから、急いで結論づけなくて大丈夫。

解決できたとき、自分でそれが感覚を通してわかります。
そのときまで、過去を深追いせずに行きましょう。
素敵な一日を
