今日のセラピストのためのレッスンは、 「輝きのポイント」 についてお話していきます。
過去の連載分です。こちらも合わせてご覧ください。
今日のテーマは、この2点
・私から見た資質と、本人の現在の行動とにギャップはないか
・本人の持っている輝きのポイントはどこか
です。
まず、プロデューサーとして、初見の段階で、「切り開いていくタイプ」か、「受け止めタイプ」かをざっくりと大別して見ています。
切り開いていくタイプの人は、同じ仕事を長くコツコツするのは向いていないので、仕事に新しい要素を加えたりしながら発展させていくようコンサルティングしていきます。
切り開いていくタイプは、私がプロデュースしている限りでは、10人中2人ぐらいの割合で、少ないです。
逆に、受け止めタイプの人は、同じ仕事をコツコツするのが向いています。
また、新しいことを取り入れることに恐怖が強い傾向にあります。
そのため、その恐怖をできるだけ取り除けるよう、新しいことを取り入れる際には、「作業」レベルまで簡単に落とし込んでいきます。
受け止めタイプの人は不安が多いので、行動の一歩が遅いです。
そこで、余計なことを考えなくても一歩が踏み出せるところまでやることを細かく砕き、ディレクションを出していくわけです。
ところで、私たちは、成長の過程で、本質と全く違うことを期待され、その期待に応える生き方をしていくうち、仮の本質のようなものを纏っていることが多いのです。
この部分については、最近、講座を開講しているエモーションフリーで癒していくことができます。
切り開いていくタイプの中には、後天的にそうなったという方も多いので、根っこにある本質は実は受け止め型ということがままあります。
ほんとうの本質は、ふっとした瞬間に垣間見えます。
そして、その本質を見せてもらうためには、私が自然体で相手の前に存在していることが大事だと思っています。
●本人の持っている輝きのポイントはどこか?
これが分かったら苦労しないよ~と聞こえてきそうですが、その人の輝きは、その人は受け入れていないことが多いんです。
たとえば、私がプロデュースしているセラピストさんで、「あなたの魅力は、『素朴な田舎のいい人』なところだよ」 と伝えている人がいます。
これ、どうですか? もしあなたがこれを言われたら、受け入れられるかな?
多くの人は、「素朴な田舎のいい人が魅力」って言われると、受け入れにくいかと思います。
幸い、彼女は素直に受け入れてくれたので、本人も 「私の良さだから」 と、この情報を活用してくれています。
また、私の妹はセラピストですが、「あなたの魅力は、『楽しくワイワイやってたらうまくいっちゃった』って見えるところだよ」 と伝えています。
これも、そのままだと受け入れにくくないですか? だって、頭悪そうに聞こえるやん・・・(笑)
でも、妹は、「そうなんか~。」 と言って受け入れてくれているので、ワイワイ楽しそうな写真を毎日facebookに投稿しています。
妹のブログはこちら。 カラーセラピスト&ティーチャーKana の色で心を癒してHappyに!
私のセラピスト・プロデュースでは、この、 「そう見えてしまう」という特長を使って、顧客層を想定し、メニューやコンテンツを作っていきます。
輝きは、難しい努力をしないでもできてしまうポイントにあります。
だから、こんな自分は嫌だから努力して変えるんだ!とトライしている部分は、輝きにはなりにくい。
「なぜかできてしまう」ことをしっかり分析し、再現できるように体系化していくことで、魅力や才能が、意図的に輝きを増すことに繋がるのです。
それでは、次回は、自分プロデュースのツールのひとつ、自分撮り写真について、コツとポイントをお話しますね。
素敵な一日をお過ごしください
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