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世界観とメッセージを伝える・自分撮りを使ったプロモーションの考えかた

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お待たせしました。今日のテーマは、自分撮りを使ったプロモーションの考えかたについてお話します。
 
 ここまでのバックナンバーはこちらからどうぞ。

 1 セラピストのためのスピリチュアルレッスン2016ver.  
 2 セラピスト・プロデュースの際に私がチェックしているポイント
 3 本人の持っている輝きのポイントはどこか



多くの方が、いろいろな考え方を発信されています。

ここでご紹介するのは、私の考え方なので、参考にできる部分があればご活用ください。

さて、この写真では、私は何をお見せしたくて撮ったでしょうか? (答えは写真の下に。)




この写真の場合、構図に入れたいのは、「ソフトクリーム」 と、「旅館の和室であろう背景」 です。
島根県安来市の、竹葉さんですよ~。


写真を見た方に、 「ミカさん、仕事か遊びかわからないけど、旅館でソフト食べてるんだ。」 と思ってもらえたら、写真は成功です。(笑)

こんな風に、伝えたいメッセージを決めてから撮ります。



ひらめき電球ポイント① 背景の世界観を含めて、顔と名前を覚えてもらう


自分撮りなので、顔が入るように構図を考えますが、私が大切にしているのは、 「背景の世界観」 す。

背景の世界観を含めて、顔と名前を覚えてもらうこと。

これが、私が考える自分撮りプロモーションの目的です。

セラピストは人が商品なので、覚えてもらうのが大事なのです。

でも、顔だけをただ撮っていたら、単なる自分大好きな人と思われるだけです。(笑)

また、背景と言っても、ただ単に後ろの景色を入れればいいということではありません。

さらに、ここで、大事なことなので、コンテンツとコンテクストの違いを説明しておきます。


 コンテンツとは、内容

 コンテクストは、文脈、状況、背景


です。

苦手意識が出た方は、もうちょっと頑張って読み進めてください。わかるように説明しますので。(笑)

写真を見せるのが一番早いと思うので、この2種類の撮り方の写真を見比べてみましょう。


こちらは商品販売ページに使用するために撮影したカット。




こちらは、雰囲気を伝えるためのショット2枚。






違い、伝わるでしょうか?

コンテンツは商品そのものにフォーカスします。1枚目のボトル正面写真です。

2枚目、3枚目は、「ボトルが部屋にあるとこんな感じなんだな」 をイメージしやすいような撮り方をしています。

コンテクストは、「その商品がある暮らし」 という、イメージの世界を伝えて、「私の場合だとどうなるんだろう…」と、イメージをしていただくことを目指しています。

この3枚を見ていただくとわかるように、女性は、コンテクストが伝わるほうが、共感できて、商品を手にしたいと感じてくださるのです。つまり、後ろの2枚が、より多くの女性の心に響くのです。


これを、私は、世界観、メッセージ と、定義します。

写真一枚で、言葉にならないメッセージを伝えてしまうのです。


私がセラピストさんをプロデュースする際、いちばんに指導するのは、この世界観を伝えていくという考え方です。

これを熟慮することは、自分自身を知ることであり、強みや魅力に気づくことです。

それができれば、サービスや商品の内容が変わっても、ちゃんと仕事をしていくことができるようになります。


ひらめき電球ポイント② 世界観を伝えるために、メッセージを考える



世界観を伝えるには、格となるコンセプトが必要です。理念と言ってもいいでしょう。

何を伝えたくて仕事をしているのか。それをちゃんと自分でわかっておくこと。

そのメッセージが、文章や写真にエネルギーとして乗るのです。

だから、「ありかた」「思いかた」 が、すべての根幹です。


その上で、写真のテクニックは数を撮れば磨くことができます。

自分撮りだけでなく、写真の構図を日頃から考えながら撮影を練習していくと良いと思います。



ひらめき電球ポイント③ 写真で伝えたいことを決めて、それ以外は構図から捨てる


写真は、何を伝えたいかが伝わることが大事と考えます。

また、構図を考えるとき、何を捨てるかが大事だとも考えています。

富士山+夕陽+山中湖 と、すべてを入れようとすると、「全部乗せ」のラーメンみたいになって、何が主役かわからなくなります。

だから、捨てる勇気が必要です。 そして、選べないという人は、3パターンぐらい、主役を変えながら撮影しておくと良いのです。夕陽がメインの写真、富士山がメインの写真、湖がメインの写真という風に。


美しい富士山を見せたかったら、人はシルエットでOK。 顔を入れると、観光記念写真になりがち。

箱根でスピリチュアル!今日の元気を得るセラピーブログ

富士山、逆さ富士、人、空を映したかったら、いいカメラで撮ります。これだと全部乗せでも見れる写真に。



ということで、構図についてお話した上で、自分撮りのショットをご紹介していきましょう。

これは、ローラ・アシュレイのインテリアを見に行ったとき。後ろにソファやカーペットが入るように撮っています。写真を見た方が、店舗へ行ってみたいな~とイメージしてもらえたらと思って撮っています。



こちらはサロンのセッションルーム。カーテンのシルエットと、黄色いお花が入るように撮っています。

エレガントな空間であることが伝わればと思って撮っています。



何人かでランチに行ったときは、メンバーの顔と、食べているものも写します。顔が逆光にならないよう、みなさんの座る位置に気をつけます。(これは逆光なのだけどね。)楽しそう、おいしそうが両方伝わることを意図しています。



こちらは、車で来ていますよ~ということを表している写真。立ち位置で車のナンバープレートを隠しています。(笑) 着ているカーキの服と、オレンジの車が映えるようなバランスを考えて撮っています。




PCがあるカフェですよ~という写真。 でも、ネットカフェではなくて、おシャレカフェなのが伝わるように。




お守りと、森(境内)を入れています。お守りが主役なので、私の顔より前に持っています。





ひらめき電球ポイント④ 横長の構図が基本



私は、ブログもfacebookも、自分撮りは基本的に横長の構図で撮ります。

縦長の構図だと、スマホで表示したときに、画面いっぱいに表示されてしまい、文字を読むためにスクロールしないといけません。

女性が縦長構図で撮ると、どうしてもバストが目立ちがちで、「おはようおじさん」 みたいな、投稿文と無関係のコメントを呼び込みがちです。

また、背景の世界観を見せにくいバランスの構図になる(背景の面積が減る)ので、基本は横長ショットを推奨しています。



ひらめき電球ポイント⑤ Facebookプロフィールに自分撮り写真は使わない



私の考えなのですが、facebookのプロフィールに自分撮り写真は使いません。

キャリアウーマン時代に10年以上に渡って採用面接に携わりましたが、履歴書に使う写真には、その人の気合いが現れるのを実感しています。

実際、心を込めて書かれた履歴書は、手で持ったときにわかります。

その逆に、証明写真機で撮った写真は、履歴書にナナメに貼ってあったり、剥がれかけていることも多かったのです。気合いが足りん!(笑)

私が面接官の時は、履歴書を見るとき、まず顔写真から見ていました。

それと同じように、facebookでも、まずプロフィール写真を見るという方が多いのではと考えます。

それが自分で撮ったってわかるような構図の写真は、その人のページの迫力が下がると私は感じます。その抜け感を活用する人もいますが…。

私の感覚で言うと、証明写真機で撮った履歴書写真のように感じて、「本気っぽくない」「プロっぽくない」 と思うのです。(←私は、ですよ。)

自分撮りをプロフィールにしている方は、家族にでもいいから、誰かに撮ってもらいませんか。



おまけ。




世界観を表現するのに、こうしてガラスに映った景色を使うことがあります。
これも、構図と光のバランスが難しいですが、雰囲気があるショットになりますよね。





ということで、自分撮りについてをお話しすると同時に、写真についても触れておきました。

コンテクストを伝えていくことを意識すると、日頃の生活をしながらも、周囲の世界を見る目が変わっていきます。

それは、単に撮影技術やセンスだけでなく、生き方のセンスを磨くことに繋がると私は考えます。

自分撮りを、単に自分大好きアピール写真にしないためには、以上のことを意識しながら行ってみてくださいね。


セラピストのためのスピリチュアルレッスン、まだまだ続きます。


素敵な一日をお過ごしください虹


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