もう十年以上も前のことですが、この師匠に師事して学びたい!と強烈に感じた出逢いがありました。
実は、その師の鑑定を初めて受けたとき、「レイキは手放しなさい」との言葉がありました。
理由もはっきり述べられて、その意味についても、頭で理解はできました。
私は師のその言葉に従いたい気持ちはあるものの、来てくださっている受講生さんや、セッションを受けてくださっているクライアントさん達に起きている変化や成長のことを考えると、辞めることを決意できなかったのです。
それで、当時の私はどうしたかというと、師匠に見えないところでレイキを教え続けました。
教えの通りに従いたいという自分と、自分が確信しているものを進めたい自分が葛藤して、レイキ教えるのを辞めます宣言を過去に2回しました。(結局、数ヶ月後には再開すること2回、今に至ります。)
師匠にはレイキを教え続けていることがバレていないと思っていたのですが、当然と言えば当然だけど、知っておられたようです。
私のクライアントさんが、その師の鑑定を受けたとき、
「ミカちゃんぐらいに、思うように、好きなようにやってみなさい」
とアドバイスされたと報告がありました。(笑)
バレていたのを知って恥ずかしかったけど、認めてくださっている愛を感じて嬉しかったですね。
全否定されているんじゃなく、光と影の要素を理解し、レイキマスターとして宇宙の真理を探求し、正しいあり方をするよう、指導されていたのですよね。
この出来事については、自分が指導する立場になったからこそ、両方の立場での色々な思いと見方がわかります。
今、家族や周囲の人から、あるいは、尊敬する人から、あなたがやりたいことを反対されている人に私が伝えたいことは、
・教えを受け取りたいなら、まず言われた通りにしてみること
・どうしても自分の中でやりたいという情熱があるものは、やりきること。
ただし、結果においてすべて自分の責任だとわかって行うこと。
ということです。
親や師匠の言葉は、どうしても重みや影響力がありますよね。
師匠がいる方は、自分がやりたいと思うことが師の教えと方向性が違うこともあるでしょう。
本来、師の教えは、弟子としては絶対だと私はとらえています。
この分野はこの師匠…と、複数の師匠を同時に持つと、教えが相反したときに、葛藤が生まれたり、自分にとって都合のいいものをチョイスするので、自分の内側で対立や分裂が起き、望む結果も出にくくなります。とくに霊的な道においてはこの傾向が強いと考えます。
(私は師匠と弟子の関係性については、他の方からするとストイックに感じる部分があるのを自覚しています。皆さんがそうであるべきだとは思っていません。私はこう考えているということね。)
今、私は多くのセラピストさんを養成しています。
プロデュースをしていて感じるのは、一歩踏み出した先のことを心配しすぎな方が多いこと。
まずやってみたらいいのです。
私は自分の情熱と確信を疑うことができませんでした。
そして、その思いを信じて、コツコツ自分にできることを続けていった結果、全国の受講生さんとの繋がりが生まれました。
自分の感覚を信じて、コツコツ続けただけなのですね。
ただ、反対されたせいにしなかった。
これが、大きかったのかもしれないと、今になって実感しています。
自分の人生は、自分の選択で創っているのだから、後悔ないように味わいたいですね。
素敵な一日をお過ごしください
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誰が反対したとしても、自分が確信することをとにかくやってみよう
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